【袖ケ浦市・木更津市・君津市・富津市】マダニには要注意!マダニ由来の日本紅斑熱とはどんな感染症なの?

君津市在住85才の女性が、右足首をマダニに刺されたことが原因で日本紅斑熱に感染し、亡くなられたそうです。

地元に住む私たちにとって、身近な場所で危険な感染症があることを再認識した出来事となりました。

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写真はイメージです。

情報によると、2020年8月3日に37度台の熱が出て、6日に木更津市内の医療機関を受診。息苦しさや発疹の症状が出たため、11日に別の医療機関に救急搬送されましたが、残念ながら回復には至らなかったそうです。また、救急車で搬送される際はショック状態で、意識障害もあったようです。

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写真はイメージです。

新型コロナや熱中症とも似た症状がある上、マダニ由来の感染症は日本紅斑熱のほかに、重症熱性血小板減少症候群やライム病、回帰熱もあります。

マダニには充分に警戒し、注意する必要がありますね。

そもそも、日本紅斑熱とはどんな感染症なのでしょうか?国立感染症研究所のホームページで調べてみました。

◎国立感染症研究所ホームページ

日本紅斑熱は、病原体を保有したマダニにかまれると感染するそうです。マダニは、山林や草むらなどに生息していて、生息場所に近づいた動物や人に寄生し、吸血します。草むらに入り込んだり、ペットが散歩中にマダニを体毛にくっつけてしまうこともあるようです。

予防のワクチンなどは無いため、山林や草むらに入る時は、マダニに噛まれないように長袖や長ズボン、靴下などで保護したり、マダニ対応の虫除けスプレーを使用しましょう。マダニは木から落ちて来てくっついたり、足元にくっついたりすることが多いとのことです。

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写真はイメージです。

万が一、マダニに噛まれるような場所に行った後、頭痛・発熱・倦怠感・皮疹・全身痛などの症状が出た場合には、医療機関にかかる際に必ず伝えて下さいね。なぜなら、早期に抗菌薬を投与することが大切だからです。

また、マダニに噛まれた時は、皮膚科で取ってもらい、感染症にかかっていないか検査してもらうと安心ですね。

猛暑が続き、軽装で出掛けることが多いので、公園の草むらなどにも、むやみに入らないように子ども達や高齢者に伝えてあげて欲しいなと思います。

Junko.M

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